ニュージーランドで日本人ができる仕事とは?ツアーガイドのお仕事
- Mari Fenn
- 2019年1月10日
- 読了時間: 6分
更新日:2019年6月9日
こんにちは!
Mari Fennです。
今回のテーマは
ニュージーランドで日本人ができる仕事とは?
ということで
私の今までの経験や
周りの人たちの様子などから
独断でいろいろ書いてみようかと思います。
早速、まずは自分の経験から
ツアーガイドについて。
私が1994年にニュージーランドに来た時は
すぐに現地ツアーガイドとして
現地の会社に就職しました。
といっても
この会社を創られたのは
日本人の方です。
私が10代の頃は
憧れのツアコンになりたくて
日本外国語専門学校という高田馬場にある学校で
旅行の国家試験を受けるコースに行き、
国内旅行業務取扱主任者
一般旅行業務取扱主任者
の両方の資格を取りました。
今では名前も変わっているこの国家資格ですが
私のニュージーランドでの最初の就職先、
インバウンドの日本の旅行会社に就職する際には
やはり履歴書上でこの資格は
役に立ちました。
そのころの就職活動は
まだインターネットなんて
普及してませんから
英語の電話帳でオークランドの旅行会社を調べて
英文のCVを送ったところ
すぐに面接に呼ばれて採用していただきました。
ニュージーランドに来たこの時は
まだ20歳でしたが
旅行の国家資格を持っていて
永住権も持っていて
さらに超アメリカンなアクセントでしたが
英語もまあ話せたので
すぐに採用していただきました。
でも英語は今から思えば
話せる気になっていた、くらいで
実際にはそんなに通じてないことも
わからないこともたくさんありました。
ほんと思い込みのパワーってすごいですよね!笑
ツアコンになりたくなったり
英語が好きになった理由は
11歳の時に
アメリカに2週間のホームステイに
行かせてもらえたこの時の経験が
とても大きく影響しています。
その後、日本に帰ってきても
ずっと海外に住みたいと思っていました。
そして日本でニュージーランド人の彼に知り合い
永住権を取ってからこちらに来ました。
ずっと海外で生活したいと思っていたので
日本にいた時も
日本のテレビとかドラマにも
全然興味はなく
海外のテレビやドラマ、
そして土曜日の夜には
ベストヒットUSAで
アメリカの音楽を聴き
ボンジョビやガンズなどの
コンサートに行き、
さらに専門学校に通っていた時には
世田谷のインターナショナルスクールの隣にあった
ハワイのレストラン Roysというレストランで
アルバイトをしていました。
めちゃ懐かしい・・・笑
そのレストランは
やはり場所柄、
来店されるお客様も外国人が多かったし
働いているスタッフも
外国人が多かったので
英語を話したくて仕方がなかった
私にはとてもぴったりなお仕事。
とにかくアメリカかぶれしていた10代のころ。
めちゃくちゃ楽しかったです。
でも日本のことには全く興味がなく
とにかくアメリカに目がいっていたので
その後、ニュージーランドに来てすぐ
日本人の観光客をご案内する
現地ガイドになった時、
本当に私は全く日本のことを知らないのだな〜と実感し、
改めてそこから猛勉強。
年に一度、ホリデーで
日本に帰国した時にも
なんと高校の歴史の教科書とかを引っ張り出してきて
日本の歴史を読み直したり、
日本の人口とか
政治のことなども
なんとなくですが
ちょこっとでも答えられるように
広く浅く知識を増やしました。
誰に何を答えるのかというと
ニュージーランド人によく聞かれる
こんな質問に対して答えられるように
なりたかったのです。
キウィ:Where are you from?どこ出身?
私:Japan 日本だよ
キウィ:Which part of Japan are you from ? 日本のどこから?
私:Tokyo 東京です
キウィ:What is the population in Tokyo? 東京って人口どれくらい?
私:Many many people... 汗 たくさん・・・汗
みたいな・・・
日本だと
初めまして〜から
当たり障りのない話をした後、
血液型と年齢を聞き出すのが
とても面白いところとして
海外の人との違いと笑ったりしますが(楽しくね、笑)
私がニュージー来た時に思ったのは
なんでこの人たちこんなに人口がきになるねん?
というくらい
そこは人口どれくらい?
ニュージーのこの辺りは
人口これくらいだよ、、、
など人口にこだわる人がとても多いな、と思いました。
でも数字って
色々はっきり比べられるから
海外の人と話す時には
とても便利なんですよね。
あとは
ガイドのお仕事している時って
お客様は日本からくる日本人ですので
ニュージーランドのことを説明する時にも
日本だとこうですが、
こちらではこんな風なんですよ〜
とか、
オークランドの人口は
約100万人(1990年代)で
ニュージーランド最大の都市ですが
人口は福岡と同じくらいで
緯度は日本でいうと青森と同じくらいなんですよ〜
でも気候は温暖で
冬でも雪は降りません・・・
なんて
日本と比較して説明してあげると
やっぱりお客様にもわかりやすいですよね?
ちなみにオークランドCityにある
スカイタワーは328mで
オークランドでは一番高い建物ですが
634mの東京のスカイツリーと比べたら約半分の高さ。
みたいな・・・
また
日本だと成人式は20歳ですが
ニュージーランドだと
21歳のお誕生日を盛大にお祝いします。
でも選挙権は18歳で手に入り
車の運転は1990年代は14歳からでき(今は16歳から)
タバコは18歳から、
またニュージーランドの運転免許書は、
当時、一度取得すると
70歳になるまで有効なので
写真なし。
ちょっと余談ですが
うちのキウィの旦那さんが
ニュージーの免許を日本の免許に書き換えする時に
こんなことがありました。
本来ならば海外の免許書を
日本の免許書センターに持っていけば
すぐに書き換えできるはずなのに
なにしろニュージーランドの免許書は
写真がついてないので
免許が本物ですよ〜という
証明書を渋谷のニュージーランド大使館で
発行してもらうのに
1万円かかりました。
Anyway......
現地ツアーガイドのお仕事は
もちろんニュージーランドの歴史やカルチャー
生活様式や場所の特徴などを
学んで説明できる必要がありますが、
やっぱり日本のことも知っておくと
とっても役立ちます!
ただ日本全国色々な場所からやってくる
お客様たちも
日本のことをたくさん教えてくれます。
またこちらで働いている
日本人のガイドさんたちも
出身地も様々で
経験も多種にわたるので
いろんなことを教えてくれます。
本当に良い社会勉強です。
なんだか懐かしくて
色々描きたくなってきましたが
長くなってきたので続きはまた次回に。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいね!
Mari :-)
やりたいことがわからない時にはぜひこちらの動画もどうぞ!
UMCA Coaching Academy Director
Auckland, New Zealand
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